WixでSEOが伸びない時の点検表|設定・構造・速度の確認項目
WixでSEOが伸びないと感じたとき、何が足りていないかを切り分けないと、漠然と「WixはSEOが弱い」で終わりがちです。
Wixでも、設定・構造・速度・コンテンツのどこかで抜けていると、検索結果に反映されにくくなります。
この記事が想定する読者:Web制作・開発の現場で、技術選定や改善の判断軸を持ちたい方。情報収集で止まらず、前提・優先順位・次の一手まで整理したい担当者。
判断を誤るとどうなるか:一般論の理解だけで終えると、自社の制約(スタック・工数・運用体制)とずれて選定や実装が空回りしやすい。前提・撤退線・次の一手まで言語化してから進めると判断がぶれにくくなります。
この記事では、「伸びない」を分解するための点検表を提示します。設定・構造・速度の確認項目を押さえ、どこから手を入れるか判断できる状態にします。
点検の前提:何を「伸びない」と感じているか
「SEOが伸びない」は、次のように分解すると対策が立てやすくなります。
- 表示されない:検索結果にほとんど出てこない → インデックス・メタ・キーワードの見直し
- 順位が上がらない:表示はされるが上位に来ない → コンテンツ・内部リンク・被リンク・速度
- クリックされない:表示はされるがクリック率が低い → タイトル・ディスクリプションの改善
まず「今、どの状態か」をはっきりさせてから、下の点検表を使うと効きます。
1. 設定の点検
メタ情報(タイトル・ディスクリプション)
- [ ] 各ページに固有のタイトルが設定されているか(サイト名だけ・未設定は避ける)
- [ ] タイトルに検索したいキーワードが含まれているか(詰め込みすぎは避ける)
- [ ] ディスクリプションが設定されているか(120〜160字目安・クリックしたくなる一文)
- [ ] トップと下層で同じタイトル・説明になっていないか
見出し構造
- [ ] 各ページにH1が1つあるか
- [ ] H2 → H3 の階層が論理的に並んでいるか(飛ばし・逆転がないか)
- [ ] 見出しにキーワードや問いが自然に含まれているか
URL・パンくず
- [ ] URLが短く・意味が分かる形か(長い英数字の羅列は避ける)
- [ ] パンくずリストが設定されているか(Wixの機能で設定可能)
- [ ] canonical が正しく設定されているか(重複コンテンツ対策)
2. 構造の点検
内部リンク
- [ ] 重要なページにサイト内のリンクが張られているか
- [ ] トップから主要ページへ2クリック以内で到達できるか
- [ ] リンクテキストが「こちら」「続き」だけになっていないか(何のページか分かる文言)
コンテンツ量・更新
- [ ] 各ページに最低限の文字数があるか(極端に短いページは評価されにくい)
- [ ] 定期的な更新があるか(ブログ・お知らせ・事例など)
- [ ] 重複コンテンツになっていないか(他ページとほぼ同じ内容)
モバイル・表示
- [ ] モバイル表示が崩れていないか
- [ ] タップしやすいボタン・リンクのサイズか
- [ ] 画像のaltが設定されているか(アクセシビリティ・画像検索)
3. 速度・技術の点検
表示速度
- [ ] LCP( Largest Contentful Paint)が遅くなっていないか(3秒以内が目安)
- [ ] 画像が適切なサイズ・形式か(大きすぎ・枚数过多は遅くなる)
- [ ] 不要な外部スクリプト・ウィジェットが多すぎないか
Wix固有の確認
- [ ] WixのSEO設定(サイト設定内)で「検索エンジンに表示」がオンか
- [ ] サイトマップが送信されているか(Wixは自動生成。Search Consoleで確認)
- [ ] Google Search Consoleでインデックス・エラーの状況を確認したか
よくある質問
WixはSEOが弱いの?
Wixは以前よりSEO機能が強化されており、基本設定・メタ・見出し・モバイル対応は十分にできる範囲があります。弱いと感じる場合は、設定の抜け・構造・コンテンツ・速度のどれかが足りていないことが多いです。
まず何から手を付けるべき?
「表示されない」ならメタ・インデックス(Search Console)から。「順位が上がらない」ならコンテンツ・内部リンク・速度から。この記事の点検表を上から順に確認し、未対応の項目から手を付けると効きます。
専門家に頼むべき?
点検表を自分で回した上で、「ここが分からない」「手を入れたいが時間がない」となったら、SEOのどこから手を付けるかや制作会社への相談を検討できます。Wixの範囲内でどこまでできるかは、Wixが向いている人・向いていない人も判断材料になります。
Wix SEOで伸びないときの点検の型(表示・順位・クリック)
- 「伸びない」を表示されない/順位が上がらない/クリックされないに分解してから点検する。
- 設定(メタ・見出し・URL)・構造(内部リンク・コンテンツ・モバイル)・速度の順で確認項目を押さえる。
- 点検表で未対応の項目から手を入れると、何を直せばよいか判断しやすくなります。
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