サンクコスト効果とは?過去の投資に縛られてしまう心理メカニズムと意思決定への影響
30秒で要点
サンクコスト=すでに使ってしまったお金・時間・労力のことです。
サンクコスト効果=「もうここまでかけたから、やめられない」と感じて、これから先の得と損より過去に縛られるクセです。
映画を途中まで見たから最後まで見る、効かない広告に予算を足し続ける——よくある例です。
重要:過去のコストは「戻らない」
経済学では、すでに使ったコストはこれからの判断に入れないのが原則です。
入れると「損を取り戻したい」気持ちが強くなり、損が大きくなる選択を続けやすくなります。
自分に問う3つの質問
続ける/やめるの前に、紙に書いてみてください。
- これから先にかけるコストと、得られる見込みだけで見たら、続けますか?
- 今日ゼロから同じことを始めるなら、また選びますか?
- やめる条件を、始める前に1文で決めていましたか?(例:「3ヶ月でCPAが〇〇を超えたらやめる」)
「はい」ばかりなら、過去に引っ張られているサインかもしれません。撤退条件テンプレ も参照してください。
損失回避との違い(かんたん)
| サンクコスト | 損失回避 | |
|---|---|---|
| きっかけ | 「かけた分を無駄にしたくない」 | 「失うのがつらい」 |
| 例 | 読みかけの本を無理に読み切る | 値下がりより値上がりが気になる |
どちらも「やめどき」が遅れます。対策は共通で、やめる条件を先に決めることです。
領域別の例をもっと見る
Web・広告・開発の具体例は サンクコストの実例集 にまとめています。