アンカリング効果の研究から学ぶ
30秒で要点
アンカリング=最初に見た情報(価格、数字、選択肢)が、その後の判断の基準になりやすい現象です(1974年、トヴェルスキー&カーネマン)。
身近な例 — 「定価12,000円→今だけ4,980円」の12,000円が安さの基準になる。
実務向けの解説は アンカリング効果 を参照してください。
実験で分かったこと(かんたんに)
- 無関係に見せた数字でも、そのあとの推定が寄る
- 交渉でも最初の提示が落としどころに影響する
ビジネスでの使い方と線引き
| 使う | 避ける |
|---|---|
| 事実に基づく比較・選択肢の並び | 虚偽の定価・根拠のない「○%オフ」 |
| 見積のレンジ提示(根拠付き) | 利用者を欺くアンカー |
チェック(はい/いいえ)
- [ ] 表示している定価・比較に根拠があるか
- [ ] 社内の見積・予算でも「最初の数字」に引っ張っていないか
- [ ] 次に読む記事を1本に絞っているか
参考
- Tversky, A., & Kahneman, D. (1974). Judgment under Uncertainty. Science, 185(4157), 1124-1131.