ナッジ理論の研究から学ぶ
30秒で要点
ナッジ=人の選択の自由は残したまま、より良い行動を促す小さな設計(2008年、セイラー&サンスティーン)。
強制ではなく、「選びやすさ」「見え方」「初期設定」で導くイメージです。
実践の詳細は ナッジ理論の実践ガイド もあわせて参照してください。
6つの型(覚える用)
| 型 | かんたんな意味 | 例 |
|---|---|---|
| デフォルト | 最初の設定を良い方に | 継続が初期ON |
| 社会的証明 | 他の人の行動を見せる | 購入者数 |
| 損失回避 | 失うイメージを伝える | 残り枠 |
| アンカリング | 最初の数字が基準になる | 定価→セール |
| フィードバック | 結果をすぐ返す | 送信完了表示 |
| 選択の構造 | 並び・数で迷いを減らす | おすすめ3択 |
ビジネスで使うときの順番
- 何を良くしたいか(申込み、継続、離脱など)を1つ
- 今の画面・メール・手順でどこで迷うかを書く
- 上の型から1つだけ試す
- 同じ指標で前後を比べる
倫理の線引き
- 利用者にとって有益か
- 隠れていないか(気づけるか)
- やめられるか(選択の自由)
参考(原著)
- Thaler & Sunstein (2008). Nudge. Yale University Press.
チェック(はい/いいえ)
- [ ] 強制ではなく「選べる設計」になっているか
- [ ] 同時に直すのは1要素までか
- [ ] 効果を測る指標を決めているか