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Web担当がいないとき、何から相談すればいいか
商談前の判断材料 — 体制編
「うちにはWeb担当がいない」
「以前作った会社はもうない」
「社長がなんとなく決めている」
——中小企業では、よくある構造です。担当がいないこと自体が問題ではありません。 問題は、誰が何を決められるかが見えないまま、制作や広告だけ進むことです。
30秒で要点
| 項目 | 先に決めること |
|---|---|
| 話す人 | 現場の困りごとを語れる人 |
| KPI | 重要指標。成果の良し悪しを見るために決めた数値 |
| 決める人 | 予算・方針の最終責任者 |
| いまの痛み | 1文でよい(まとまっていなくてよい) |
| 境界 | 内製で持つ/外注するの仮線引き |
| 次の一手 | 相談=発注ではない前提 |
よくある体制パターン
| パターン | 特徴 | 相談で起きやすいこと |
|---|---|---|
| 経営直轄 | 社長がすべて決める | 現場の痛みが伝わらない |
| 兼任 | 総務・営業が更新 | 更新は回るが戦略がない |
| 外注依存 | ベンダー任せ | 判断軸がベンダー側に偏る |
| バラバラ | 広告・制作・社内が別 | 論点がつながらない |
どのパターンでも、「誰が何に責任を持つか」を1枚にすると進みやすくなります。
相談の入口で揃える3つ
1. 話す人(現場の声)
- 問い合わせ対応者
- 採用担当
- 営業リーダー
「困っていること」を語れる人が1人いれば十分です。
2. 決める人(方針・予算)
- 経営
- 事業部長
決める人が同席できなくても、後から合意できる形でメモを残します。
3. いまの痛み(1文でよい)
例:
- 「問い合わせは来るが、質が低い」
- 「採用サイトから良い応募が来ない」
- 「何を直せばいいか分からない」
完璧な要件定義は不要です。
内製と外注の境界(仮でよい)
| 領域 | 内製で持つ候補 | 外注しやすい候補 |
|---|---|---|
| 判断 | 目的・優先順位 | セカンドオピニオン |
| 更新 | テキスト・ニュース | デザイン刷新 |
| 計測 | KPIの定義 | タグ実装 |
| 改善 | 仮説の記録 | 大規模開発 |
「全部外注」「全部内製」の二択にしないのがポイントです。
混乱構造:なぜ「とりあえず作る」になりやすいか
- 担当不在=判断の空白
- 空白は、動いている感で埋めたくなる
- ベンダーは提案しやすい(制作・広告)
- 成果が出ないと、また別ベンダーへ
失敗像:担当者不在のままリニューアルだけ繰り返し、誰も運用・判断を引き継がない。
最小検証(相談前に自社でできること)
- 痛みを1文に書く
- 話す人・決める人の名前を書く(仮でよい)
- いま動いている外注を列挙する(制作・広告・保守)
- 3ヶ月後にどうなっていたいかを1行で書く
これだけで、相談の密度が上がります。
次に見直す条件
| 条件 | 見直し |
|---|---|
| 決める人が変わった | 責任表と優先順位を再合意 |
| 外注先が増えた | 境界とKPIの重複を整理 |
| 兼任担当が離任した | 更新体制を「待つ・直す・作る」で再評価 |
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